かりょうびんが 迦陵頻伽 梵語カラヴィンカ (kalaviṅka) の音訳。 羯羅から頻びん伽がとも音訳する。 好こう声しょう・妙声みょうしょう・美み音おん・妙みょう音おん鳥ちょうなどと意訳する。 殻のなかにいる時、 すでによく鳴き、 極めて美しい声を出すという鳥の名。 ¬小経¼ には 「白鵠・孔雀・鸚鵡・舎利・迦陵頻伽・共命の鳥なり。 このもろもろの鳥、 中夜六時に和雅の音を出す」 と説かれている。