かるしった 盧虱 梵語カローシュティー (Kharoṣṭī) の音訳。 しんと意訳する。 仙人の名。 賢劫げんごうのはじめ、 ある国王の夫人が、 王の死後、 驢馬と交わって生んだ子を棄て、 その子がせつの女に養育され、 仙人となったのが盧虱であるという。 釈尊の前身といわれる。