かんしょう 喚鐘 梵鐘の小型のもの。 大衆だいしゅに知らせ喚ぶために打ち鳴らすことからこのようにいい、 また、 半鐘・小鐘などともいう。 本願寺派では、 法要や儀式の開始を知らせる合図に用いるので行事鐘ともいい、 丁字型の撞木しゅもくで打つ。 雲版で代用される場合もある。 本願寺派本願寺では元禄元年 (1688) に初めて阿弥陀堂と御ご影えい堂どうの間に掛けられている。