かいげんしゃくきょうろく 開元釈教録◎ 20巻。 唐の智昇の編。 ¬開元の蔵録¼ ¬開元録¼ などともいう。 開元18年 (730) に成立した仏教典籍の目録。 前10巻は「総括群経録」 で、 後漢の永平10年 (67) から唐の開元18年までに訳された2278部7046巻の仏教典籍を記録している。 後10巻は 「別分乗蔵録」 で、 標準入蔵録 (内容による分類)・現蔵入蔵録 (現に経蔵に収められている1076部5048巻の目録)・付属目録からなる。