れんげめんぎょう 蓮華面経 2巻。 隋の那な連れん提黎だいれい耶や舎しゃ訳。 釈尊が入滅の3カ月前に未来の仏教のありさまを説き示したもの。 寐吱みひ羅ら倶邏くら (富ふ蘭らん那な外道の弟子、 蓮華面の生まれかわり) という悪王が現われて、 けい賓ひん国こく (カシュミール) 伝来の仏鉢を破壊し、 仏教が滅亡すると説く。