あごんぎょう 阿含経 初期仏教経典の総称。 阿含とは梵語アーガマ (āgama) の音訳で、 来るの意。 伝えられてきた教え、 伝承、 聖典を指す。 現存する漢訳に ¬長じょう阿あ含ごん経ぎょう¼ 22巻・¬中阿含経¼ 60巻・¬増ぞう一いつ阿あ含ごん経ぎょう¼ 51巻・¬雑ぞう阿あ含ごん経ぎょう¼ 50巻の4種があり、 四阿含とも四含とも呼ぶ。 なお、 南伝仏教には、 パーリ語で記された五つのニカーヤ (nikāya) が伝えられている。