じゅうにぶきょう 十二部経 が説いた経典を形式や内容から12に分類したもの。 十二分経 (十二分教) ともいう。 ①かいきょう (sūtra しゅ)。 ②じゅうじゅ (geya 祇夜ぎや)。 ③授記 (vyākaraṇa 和伽わが)。 ④じゅ (gāthā 伽陀かだ)。 ⑤無問自説 (udāna 陀那だな)。 ⑥因縁 (nidāna 陀那だな)。 ⑦譬喩 (avadāna )。 ⑧本事 (itivṛttaka ていもく)。 ⑨ほんしょう (jātaka じゃ陀伽だか)。 ⑩方広 (vaipulya ぶつりゃく)。 ⑪未曽有法 (adbhutadharma だつ)。 ⑫論議 (upadeśa 優婆うばだいしゃ)。