じゅんしょう 順証 (1331-1390) 高田派7代。 4代専空の甥であるという。 康暦2年 (天授6・1380) に継職した。 親鸞の真影を安置する廟堂から始まった大谷本願寺において、 親鸞の真影を傍らに移し、 阿弥陀如来立像の安置が図られると、 その対応について惣門徒中に諮った。 なお、 高田門徒はこの問題について4代専空以来否定的立場をとっていた。