じゅみょう 寿命 梵語ジーヴィタ (jīvita)、 アーユス (āyusu) などの意訳。 生存すること、 一定の期間持続する生命のこと。 ¬倶舎論¼ によれば、 寿 (生命) が煖 (体温)・識 (精神作用) を保持することと説明されている。 ¬大経¼ 第十三願文には 「たとひわれ仏を得たらんに、 寿命よく限量ありて、 下百千億那由他劫に至らば、 正覚を取らじ」 と説かれており、 これを寿命無量の願という。 →光寿無量、 死。