じょうずいじ 常瑞寺 本願寺派の寺院。 福島県白河市大工町。 もとは法相宗の寺院で西念寺と称したが、 文永年間 (1264-1275) に真宗寺院となって大網奥之坊とも呼ばれ、 如信の奥州きょうの拠点となったという。 はじめ奥州北平山 (現在の福島県西白河郡泉崎村北平山) にあったが、 寛永年間 (1624-1644)、 現在の地に移転し、 その後、 寺号を常瑞寺と改めた。 →大網門徒