じょうしょうじ 誠照寺 誠照寺派の本山。 福井県鯖江市本町。 親鸞が越後国国府への流罪の途中、 一時滞在し教きょう化けした道場に始まるといわれている。 また、 大町如道の流れを汲む道性の子如覚の創建とみる説もある。 もとは真照寺と称していたが、 永享9年 (1437)、 誠照寺と改めた。 羽柴秀吉と柴田勝家の戦いの兵火により一時衰退したが、 15代秀誠の時代に復興した。 江戸時代中期に天台宗輪王寺の院家となり、 明治11年 (1878)、 別派独立し、 誠照寺派の本山となった。