じょうしん 定信 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 二十四輩の第十四。 もと慈慶といい近江国園城寺 (三井寺) の学僧であったが、 きょうのために常陸国に至ったところ、 大山 (現在の茨城県城里町) で親鸞に出会い、 その門弟になったという。 親鸞の帰洛に際し大山草庵を譲られたと伝える。 阿弥陀寺 (茨城県那珂市)、 願船寺 (茨城県東海村) の開基とされる。