じょうにく 浄肉 出家者が食べても罪にならない肉。 ①自分のために殺されるところを見ていない肉、 ②自分のために殺されたことを聞いていない肉、 ③自分のために殺された疑いがない肉を三種浄肉といい、 これをもとにさらに5種、 9種の浄肉が説かれる。 これに反する肉を不浄肉という。 また不浄肉として人・蛇・象・馬・獅子・狗・猪・狐・獼み猴こう・驢などの肉が挙げられることがある。 →浄肉文。