じょうけい 貞慶 (1155-1213) 鎌倉時代の法相宗の僧。 解脱上人ともいわれる。 藤原貞憲の子。 11歳の時、 興福寺で出家し、 法相・律などを学び、 その後隠棲して笠置寺に住した。 法相教学と戒律の復興にも尽力した。 著書に ¬愚ぐ迷めい発心ほっしん集しゅう¼ ¬唯識論同学鈔¼ などがある。 また、 法然の専修念仏停止を求めた 「興福寺奏状」 の起草者といわれている。