じぜん 慈善 (生没年未詳) 親鸞の門弟。 二十四輩の第二十。 「交名きょうみょうちょう」 によれば常陸国の住。 もと後鳥羽院の近臣で、 壺井重義と称したという。 聖徳太子の夢告により、 稲田きょうしていた親鸞を訪ね、 その門弟になったと伝える。 常弘寺 (茨城県常陸大宮市) の開基とされる。