じりき 自力 他力に対する語。 阿弥陀仏の本願を疑い、 自ら修めた身・口・意の善根によって迷いを離れようとすること。 ¬一多文意¼ には 「自力といふは、 わが身をたのみ、 わがこころをたのむ、 わが力をはげみ、 わがさまざまの善根をたのむひとなり」 とある。 →自力心。