じきしにんしん 直指人心 「不立文字 教外別伝 直指人心 見性成仏」 の一句。 禅は文字や教説によらず、 直接人の心をとらえ、 自己の仏性を覚悟するのを以て成仏とする意。 達磨の語として伝えられるが、 唐宋時代にこの語が禅宗を代表することばとして用いられるに至り、 達磨にその起源を求めたものといわれる。