じかん 慈観 (1334-1419) 木辺派5代。 存覚の第七子。 童名は光威丸、 諱は綱厳。 観応2年 (正平6・1351)、 きんしょくの慈空が没したため、 とつに迎えられて同寺に入った。 貞治2年 (正平18年・1363)、 存覚から ¬六要鈔¼ を伝授され、 明徳3年 (元中9・1392)、 それを本願寺5代しゃくにょに伝えた。