じかく 寺格 寺院の序列、 格式のこと。 平安時代には、 門跡院家などの寺格が成立し、 中世には臨済宗の五山、 十刹などが成立するなど、 寺院創立の由緒や規模、 その他様々な要因によって、 諸宗派でも寺格が成立していった。 本願寺においては蓮如によって教団の勢力が拡大するに伴って次第に整えられ、 11代顕如の時に門跡に列せられると細分化が進んでいった。