じゃくりん 若霖 (1675-1735) 本願寺派第3代能化。 院号は離塵院。 武蔵国金沢 (現在の神奈川県横浜市金沢区) に生まれる。 知空に師事し、 のちに正崇寺 (滋賀県日野市) 住職となる。 享保3年 (1718)、 知空が没した後、 能化に任じられ、 子弟の教導に専念して学林の充実に尽力した。 著書に ¬科浄土三部経¼ などがある。