じゃくえい 寂永 (1671-1754) 興正派22代。 准秀の第四子である円尊の子。 諱は常勤、 院号は遠慶院。 子に寛如 (仏光寺21代) などがいる。 興正寺堂舎の再建に取り組んだ。 本末関係をめぐって本願寺と対立し、 特に寂永が本願寺に無断で大僧正に昇任したことで確執を深めた。 なお、 当時、 興正寺は本願寺派に属していた。