いちねんかくち 一念覚知 行者は、 信の一念に信心を得たという自覚があるとし、 その具体的な日時などを明確に記憶していなければならないとする理解。 往生成仏の正しょう因いんである他力信心の獲ぎゃく得とくに、 行者の意業が関与することになるので、 異安心とされる。 →信一念義、 歓喜初後。