いしかわしゅんたい 石川舜台 (1842-1931) 大谷派の僧。 院号は祐誓院。 永順寺 (石川県金沢市) に生まれる。 高倉学寮で学び、 明治4年 (1871)、 渥美契縁かいえんらと共に東本願寺寺務所の議事に就いた。 明治5年 (1872)、 大谷派22代現如に随伴して欧州の宗教事情を視察した。 以後、 事務総長などを歴任して東本願寺の宗政に携わり、 海外伝道、 政府の宗教法案否決などに尽力した。