いんねん 因縁 梵語ヘートゥ・プラティヤヤ (hetu-pratyaya) の意訳。 因、 縁ともいう。 原因、 原因一般のこと。 もとは因 (hetu) も縁 (pratyaya) も原因の意であったが、 のちに果を生ずる原因を、 直接的原因 (因) と間接的原因 (縁) とに分けて考えられるようになった。 転じて、 きっかけ、 機会、 由来、 ゆかりなど。