いなばどうかん 稲葉道貫 (1822-1896) 大谷派の学僧。 院号は香雨院。 光慶寺 (岐阜県池田町) 住職。 長兄道教に師事。 明治12年 (1879) から弘教書院の縮刷大蔵経の校訂に携わった。 徳望高く、 本願寺派の七里恒順と並び称された。 大正11年 (1922) 贈嗣講。 著書に ¬起信論義記丁亥ていがい記き¼ などがある。