ふしだんせっきょう 節談説教 巧みな譬喩や人情話をもとに、 言葉に節や抑揚をつけて法義を談ずる説教のこと。 江戸時代に浄土真宗で特に発達した。 題材は幅広く、 親鸞や蓮如の生涯、 二河白道など聖教しょうぎょうにもとづくものから忠臣蔵など通俗的なものまである。 一時衰えたが布教伝道と娯楽を兼ねて広く親しまれた。