ほうぞう 法蔵 (643-712) 中国唐代の僧。 華厳宗の第三組。 賢首げんじゅ大師。 長安出身。 洛陽の雲華寺で智儼の弟子となり、 智儼の没後に出家して太原寺に住した。 ¬華厳五教章¼ 3巻 (あるいは4巻)、 ¬起信論義記¼ 5巻、 ¬華厳経探玄記¼ 20巻などを著し、 五教十宗判を確立し、 華厳一乗の優位性を主張した。