ほうりゅうじ 法隆寺 聖徳宗の総本山。 奈良県生駒郡斑鳩町。 推古天皇15年 (607)、 聖徳太子の創建と伝えられる。 用明天皇は自らの病気平癒のために一寺の建立と薬師如来像の造立を図るが、 そのまま没した。 用明天皇の没後、 聖徳太子はその願いをうけて法隆寺と薬師如来像を造ったという。 境内には、 金堂こんどうと五重塔を中心とした西院と、 聖徳太子の居住地跡に建立された夢殿ゆめどのを中心とした東院などがある。 もとは法相宗の寺院であったが、 昭和25年 (1950)、 聖徳宗の総本山となった。