ほうねんしょうにんぎょうじょうえず 法然上人行状絵図 48巻。 ¬勅修御伝¼ ¬四十八巻伝¼ ともいう。 法然の伝記を記した絵巻物。 後伏見上皇の命で舜昌が徳治2年 (1307) から10年をかけて編纂したといわれている。 法然の伝記絵巻として最大のもので、 法然の主要な事跡や法話などを収め、 聖覚・隆寛など門弟についても記している。 なお、 親鸞についての記述はない。 原本が知恩院に現存する。