はちどうのふね 八道の船 八正道のこと。 八正道は生しょう死じの海を渡って涅槃の岸へ到らせる道であるから、 船に喩えてこのようにいう。 「易行品」 には 「かの八道の船に乗じて、 よく難度海を度す」 (行巻引文) とある。