ぎょうしょう 行照 (1794-1862) 本願寺派の学僧。 院号は了達院。 越中国生まれ。 願誓寺 (岐阜市) 住職。 にゅうおん門下の充賢に師事。 僧叡の影響を受けた称名大行説に対して名号大行説を主張した。 自坊に金華学寮を設けて門弟を育成し、 門下から利井鮮妙などが出ている。 天保15年 (1844) 勧学。 著書に ¬観経四帖疏せい¼ ¬信行両一念聞書¼ などがある。