ぎょうき 行基 (668-749) 奈良時代の僧。 河内国の出身。 法相宗を修め、 民衆のきょうと社会事業に尽くし、 また畿内に四十九院と称される49の寺院を建立した。 こうした活動は 「僧尼令」 に違反するとして、 たびたび弾圧を受けたが、 天平3年 (731) 以降は緩和され、 東大寺の大仏造立に尽力した。