ごうせい 仰誓 (1721-1794) 本願寺派の学僧。 院号は実成院。 明覚寺 (京都市下京区) に生まれる。 僧樸に師事し、 のちに伊賀国上野 (現在の三重県伊賀市) の明覚寺に住した。 宝暦11年 (1761)、 石見国・安芸国などで流行した円空の邪説を糾明するするために現地に向かい、 以後石見国市木 (現在の島根県邑智郡邑南町) の浄泉寺住職となり、 教きょう化けに取り組んだ。 著書に ¬妙好人伝¼ ¬真宗法要典拠¼ などがある。