ごたいとうじ 五体投地;たい 全身を地に投じてや高僧を礼拝すること。 五体とは両ひざ・両ひじ・額をいう。 インドに由来する最上の礼拝方法とされる。 ¬大経¼ には 「わが名字を聞きて、 五体を地に投げて、 稽首作礼し (聞我名字五体投地稽首作礼)」、 ¬観経¼ には 「いま世尊に向かひて、 五体を地に投げ、 哀れみを求めて懴悔す (今向世尊五体投地求哀懴悔)」 と説かれている。