ごしき 五識 五根をよりどころとし、 思考の対象 (色・声・香・味・触の五境) を知覚し認識する心のはたらきのこと。 六識の中の前五識で、 眼識・耳識・鼻識・舌識・身識の五。 ¬論註¼ には 「楽に三種あり。 一つには外楽、 いはく五識所生の楽なり」 (証巻引文) とある。