ごほういっき 護法一揆 明治初期に新政府の廃仏的政策に反対する護法意識を背景に、 浄土真宗僧侶門徒を中心におきた一揆のこと。 明治4年 (1871) に愛知県菊間藩で専修坊法沢・蓮泉寺台嶺ら大谷派の僧侶が中心となった大浜騒動、 明治6年 (1873) に福井県大野今立坂井三郡の僧侶・門徒が中心となって蜂起した一揆などがある。 いずれも政府に鎮圧され、 首謀者は処罰された。