ぎきょう 義教 (1694-1768) 本願寺派第5代能のう化け。 院号は泰通院。 能登国生まれ。 円満寺 (富山県氷見市) 住職。 安貞 (安定) に師事した。 元文年間 (1736-1741) 以降、 真言宗や日蓮宗からなされた真宗批判に対する論争で活躍するなどし、 宝暦5年 (1755)、 能化に任じられた。 在任中には明和の法論がおこっている。 著書に ¬浄じょう土ど真しん宗しゅう諭ゆ客かく編へん¼ ¬輪駁りんばく行ぎょう蔵ぞう録ろく¼ などがある。