げっしゅ 月珠 (1795-1856) 本願寺派の学僧。 院号は善通院。 浄光寺 (大分県中津市) 住職。 豊前学派を形成した。 道隠に師事したが、 行信論では独自の説を出して松島善譲と論争した。 嘉永4年 (1851) 勧学。 門下から豊前学派を大成した東陽円月が出ている。 著書に ¬教行信証対問記¼ ¬行信義¼ などがある。