がんぎょうじ 願行寺 本願寺派の寺院。 奈良県吉野郡下市町下市。 文明年間 (1469-1487)、 蓮如が存覚ゆかりの地に一寺を建立したことに始まる。 明応2年 (1493)、 錦きん織しょく寺じ勝恵が蓮如に帰依して勝林と改名し入寺した。 その後、 准じゅん如にょがこの寺の准慧を常楽寺の猶子としたため、 常楽寺が願行寺を兼務したという。