がいけひはん 改悔批判 浄土真宗で行われる儀式で、 信心の正否を批判 (判断) するもの。 本願寺派では、 本願寺の御正忌報恩講に際し、 影堂えいどうで本願寺住職、 または住職によって与奪 (代理を命じられること) された勧学が、 参集の僧俗の 「りょうしゅつごん」 (「領解文」 を口唱すること) に対し、 信心を勧め、 疑いを誡める。 蓮如の時代に、 篤信の僧侶門徒が各自の信心を告白して批判を仰いだことに始まるとされる。