えんにょ 円如 本願寺派9代実如の第三子、 10代証如の父。 諱は光融、 院号は徧増院。 明応9年 (1500) に兄照如が寂したために嗣法となって実如を補佐し、 永正10年 (1513) 以後、 対外的・世俗的交渉や重要な意思決定に関与した。 また、 実如のもとで5帖80通の ¬御文章¼ を編集したという。 父実如に先立って寂した。