えんがく 縁覚 梵語プラティエーカ・ブッダ(pratyeka-buddha)の意訳。 独覚とも意訳する。 因縁の理を直観してさとる者の意。 師なくして飛花落葉を観じて独自にさとりを開き、 他に説法しようとしない者で、 声聞とともに小乗の聖しょう者じゃを指す。 その目標とするさとりは辟びゃく支し仏ぶつと呼ばれる。 →三乗。