えんゆう 円猷 (1694-1753) 高田派17代。 伏見宮貞致さだゆき親王の子。 院号は歓喜心院。 元禄10年 (1697) に入寺し、 宝永7年 (1710) に継職した。 享保13年 (1728)、 下野国高田の本寺専修せんじゅ寺じにおいて親鸞感得と伝えられる一光三尊仏を初めて開帳し、 翌年には江戸と一身田専修寺でもこれを開帳した。 以降、 17年ごとの一光三尊仏開帳が通例となった。