えぶくのなん 回伏の難 のがれることができない難の意で、 迷いの世界を輪廻すること。 また回復と同じで、 迷いの世界にあともどりすること。 ¬論註¼ には 「正定聚に住せるがゆゑにかならず滅度に至らん。 もろもろの回伏の難なし」 (行巻引文) とある。