どうおん 道隠 (1741-1813) 本願寺派の学僧。 院号は浄信院。 長久寺 (大分県中津市) 住職。 僧樸、 僧鎔に師事。 三業惑乱では大瀛らとともに7代能のう化け智洞らの主張を批判し、 願生帰命・三業安心の異義破折に尽力した。 のちに僧鎔、 柔にゅう遠おんとともに空華学派の三師の一に数えられ、 堺空華の祖と呼ばれる。 著書に ¬教行信証略讃¼ などがある。