だいだいしょうにんききがき 代々上人聞書 高田派の歴代宗主の事跡を略述したもの。 中世高田派の所伝を知る上で重視される。 尊乗坊恵珍 (1469-1553) が天文17年 (1548) と天文22年 (1553) に行った口述を、 永禄5年 (1562) に蓮蔵院恵教 (1516-1597) がまとめたもので、 恵教はその後の事跡も加筆している。 異本に ¬高田ノ上人代々ノ聞書¼ がある。