だいばだった 提婆達多 梵語デーヴァダッタ (Devadatta) の音訳。 略して提婆といい、 調じょうだっ調じょうだつなどともいう。 釈尊の従弟で阿難の兄。 釈尊の弟子となったが、 のちに背き、 500人の弟子を率いて独立を企てた。 また、 じゃをそそのかして父王を死に至らせ、 ついで釈尊をも害して教権を握ろうとしたが失敗し、 生きながら地獄に堕ちたと伝えられている。