ぼうかん 坊官 門跡寺院に置かれ家政事務を担当した役職。 僧服を着用して帯刀した。 本願寺においては、 永禄2年 (1559)、 11代顕如の時に門跡寺院となったことにより置かれ、 下間氏から任ぜられた。 明治維新後の制度改革で廃止された。