ぼんしょう 梵鐘 寺院の鐘楼に吊す青銅製の大きな鐘のこと。 撞木しゅもくで撞き鳴らす。 梵刹 (寺院) において用いる鐘、 梵 (清浄) なる鐘という意。 大鐘・釣鐘・洪鐘おおがねなどともいう。 本願寺派では、 法要や儀式に先立って大衆だいしゅの参集の合図として用いるので、 集しゅう会え鐘しょうともいう。 多くの場合、 法要の30分または1時間前に撞く。 また、 朝夕の時報 (暁鐘、 昏鐘) として撞くこともある。