あつみかいえん 渥美契縁 (1840-1906) 大谷派の僧。 院号は即是院。 伊勢国生まれ。 本覚寺 (石川県小松市) 住職。 高倉学寮に学ぶ。 明治4年 (1871)、 石川舜台らとともに東本願寺寺務所の議事に就いた。 明治12年 (1879)、 大谷派21代厳如の命で東本願寺両堂再建事業を推進するとともに財政再建に尽力した。 宗政顧問、 寺務総長などを歴任。 著書に ¬易行品略述¼ などがある。